不妊治療 その2

不妊治療には、薬物を使った治療、タイミング指導(不妊治療初期に行われるもの)、人工授精などが一般的には挙げられます。

不妊症の不妊治療とは

不妊症は、どのようにして治療すれば良いのでしょうか。

不妊治療には、薬物を使った治療と、不妊治療初期に行われるタイミング指導人工授精などが挙げられます。

薬物治療では排卵誘発剤が使われることが多く、この時タイミング療法も合わせて行います。この排卵誘発剤は、たくさんの卵子が生まれ育つので、不妊治療の中では非常に妊娠しやすい治療法になります。ただこの方法で治療した場合、多胎妊娠になる可能性が多く、1回の出産で双子三つ子と2人以上の赤ちゃんを産む確率が高くなります。

その為、双子三つ子といった多くの赤ちゃんを出産されている方は、排卵誘発剤を使用し出産した可能性が高いといわれています。もちろん不妊治療をしていないカップルでも多胎妊娠することはありますが、その割合は1%程度と低く、多くは排卵誘発剤を使用している人が主と言われています。

タイミング指導の3つの特徴

タイミング指導とは一言でいうと性行為のタイミングを指導するものです。タイミング指導には3つの特徴があり、1つは体への負担が掛からないということと、2つは治療費が安いということ、そして3つは自然妊娠に近い形で妊娠できるということです。

同時に排卵誘発剤を用いりますが、妊娠率が高く、不妊症で悩んでいる方の多くがこの方法で妊娠されています。また自分でもできる方法なので、忙しい方でも手軽にできます。

1人で行う場合のコツは、基礎体温を測り、同時に排卵日チェッカーを使用することです。自分の排卵のタイミングを知ることで、妊娠しやすい時期を知ることができます。

人工授精

人工授精とは、その名の通り人工的に授精させることで、精液を生殖器に注入し妊娠を促します。この方法は排卵誘発剤タイミング指導効果を得られなかった不妊症の方に使用され、成功率は10%と言われています。

それでも現在では人工授精という不妊治療を望むカップルは非常に増えているようです。ですが、不妊症は人により症状が異なり、ネットだけの情報では判断できないものです。ですので、少しでもおかしいなと感じたら迷わず病院診てもらうようにしましょう

>>> 不妊治療